< 中学入試 国語の問題集 >

当塾では、国語に関する「受験指導」をメインにおいています。したがって、授業で扱う素材は、原則として実際の入試問題ということになります。

当然ながら「入試問題そのものをオリジナルで作る」ということは出来ないわけで、当方としては、中学入試であれ、高校入試であれ、大学入試であれ、過去問題集を利用して問題を研究する、ということになります。

例年、それなりの分量の過去問題集を買い込み、資料として利用しています。また、そのうちのいくつかは、実際の授業でも使用しています。

しかし...。

解説部分に欠陥がある問題集が本当に多い! 公開の場なので、書名は明らかにしませんが、解説が大変雑であったり、間違っていたり。場合によっては解答部分すら間違っていることがあります。

とりわけ、中学入試国語の問題集は、かなり欠陥があるものが多いように見受けます。もちろん、これは素晴らしい問題集だ!というものもあるのですが、他の科目=算数・理科・社会と比べると、解説のレベルが数段落ちるといったケースが多いように思います。(大学入試過去問題集についても色々意見はありますが、それはまた別の機会に。)

その理由はどこにあるんでしょうね?

1.そもそも国語に詳しい解説は不要だと思われている
2.中学入試レベルの書籍には、それほどマンパワーを割けないため、良質な解説を作成できない。

といったところなんでしょうか。いずれにせよ、受験生(特に国語を苦手とする受験生)には、好ましくない状況です。

もちろん、こうした問題集も、授業で使用する分には全く問題はありません。解説や解答は講師がしっかり考えて導き出すべき部分であり、書籍にある解説や解答はあくまでも叩き台としての利用にとどまりますから。(おそらく他塾でもそうしているのではないでしょうか?)

しかし、ご家庭だけで国語の入試問題集を利用する場合は、十分に気をつけてもらいたいと思います。一生懸命勉強しているのに、ミスリードされてしまうなんて馬鹿らしいですから。

とりあえずの基準を言うと、保護者の目から見て、納得できない解説はやっぱり駄目です。大人がなるほどと納得できないのに、子供が納得できるはずもありません。国語の場合、大人の常識に照らし合わせて問題を考えてみることは、決して間違いではありません。

したがって、勉強する(させる)際も、解説に盲従する必要はありません。納得の出来る解説でなければ、すっ飛ばすぐらいの気持ちでよいと思います。できれば、解答も疑り深くチェック。

小学生である受験生本人がここまで判断することは難しいので、このあたりは保護者の方でしっかりカバーしてあげて欲しいところです。

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